給湯器不足の原因と対処法とは
在庫がない原因は製造工場の稼働停止と大量発注

給湯器不足は2021年の秋頃から始まりました。
買い替えるタイミングで給湯器が買えずに困った経験をしたという人もいるのではないでしょうか。
給湯器不足から1年が経っても未だに続いている状態ですが、その原因は東南アジアでの部品製造遅延です。
東南アジアで2021年7月にロックダウンが始まり、その影響で製造工場が稼働停止してしまったのです。
部品不足により給湯器が入手しにくいことがわかると、少しでも確保しておこうとして給湯器関連会社などが大量発注したことも原因として挙げられます。
製造できない間にも給湯器の発注が続き、発注が溜まってしまったため、製造が需要に追いつかず、給湯器不足が続いている状態です。
現在は改善されつつありますが、すぐに交換できないこともあるでしょう。
通常の状態に戻るには時間がかかる可能性があります。
入手しにくい時の対処法とは

給湯器は生活に欠かせない設備であるため、給湯器不足の中で故障などのトラブルが起きると慌てるのではないでしょうか。
対処法のひとつは給湯器交換の専門会社から購入することです。
交換専門会社も不足の状態によりCMや広告などの宣伝が少なくなりましたが、メーカーなどのこだわりがなければ安く手に入れることができるかもしれません。
しかし、中には悪徳業者も存在するため注意が必要です。
すぐに設置ができるとPRし、高額で販売している業者がいるのです。
早急に交換したいものですが、慌てずに信頼できる業者を選びましょう。
また、まだ故障していない場合であっても寿命が近い給湯器を設置している人は、早めに計画を立てておくことも効果的な対処法です。
多くの製品は10年が寿命だとされており、その年数を経過するといつ壊れてもおかしくない状態になってしまうのです。
もちろん、使用状況などによっても左右されますが、まだ使えると思って安心してはいけません。
入手できない状態がいつまで続くかわからないため、早い段階から予約をして完全に壊れる前に交換しましょう。
このように給湯器不足の原因と対処法があります。
お湯が使えない生活が続くことがないように注意してみてはいかがでしょうか。